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2019年06月08日 [FAQ]

食材の仕入先の見つけ方について教えてください。

今度夫婦で独立して飲食店をはじめることにして、現在お店の改装工事をしている最中です。
主人が料理人で私が経理と店員を兼務して、他にも最低3名のアルバイトが必要で、すでに知り合いに手伝ってもらえることが決まっていて、お店が繁盛することも考えて、7人くらいはいつでもお店を手伝ってもらえる体制が整っています。
問題はこれから食材の仕入先を決めなければいけなくて、当面は休みなく営業するつもりですが、そうなると前の職場でも利用していた市場だと休みもあるし、場所も今度のお店からはかなり離れていて、単価の面などもいろいろな点を考えると、新たに食材の仕入先を探した方がいいかもしれないと主人とも話しています。
大手やフランチャイズの場合は、契約農家や卸売業者などからの大量仕入れでコストを落とすことできるので、その分料理の値段も安くできると聞いたことがありますが、個人経営で安くて美味しい料理を提供している飲食店では、仕入先をどのようにしているのか教えてください。


回答

最終的には自分の目で確認して仕入先を決めましょう。


個人経営の飲食店の場合は、主に食材の仕入先を、近くの商店やスーバーなどの小売店、業務用スーパー、市場の他に、卸売業者を利用していますが、それぞれにメリットもデメリットもあって、ベストな仕入先は存在しないのが現実です。
確かに年中無休のお店であれば、市場や近くの商店など定休日がある場合は仕入れに困ってしまいますし、定休日は関係ないとしても、必要な物が手に入らないこともあります。
したがって、ほとんどの飲食店ではメインの仕入先の他にもサブの仕入先を確保しています。
卸販売業者といえば、以前は営業が足でお客さんを集めていましたが、最近では通信販売の卸業者も増えていて、カタログを見てネットで注文を入れると、食材を指定した日時に配達してくれます。
支払いも掛け売りで対応してもらえる場合も多く、翌月払いができるメリットもありますが、どうしても直接商品を手に取って選べないデメリットがあります。
これに対して、営業がお店に来てくれる卸売業者の場合は、直接価格交渉ができるなどの融通が利くメリットがありますが、小ロットに対応してもらえないことが多く、入荷まで日数がかかることも頻繁に起こります。
いずれの場合も、良い点もあれば悪い点もありますので、値段や品質を自分の目で確認して、仕入先を決定しましょう。

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