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2019年06月14日 [FAQ]

小売業の利益率とは何ですか?

私はこれから小売業でビジネスを始めようと考えているのですが、そのためには利益をどうやってあげればいいのかしっかりと考える必要があると思っています。
そこで小売業で重要となる利益率についてもっとよく知っておきたいと考えているのですが、利益率とは果たしてどういうことなのか詳しく教えてください。

回答

売上に対する利益の割合のことを利益率といいます


まず利益とは売上から経費を引いたものであり、その利益が全体の売上に対してどの程度の割合になっているのかを示しているものが利益率であり、つまり、利益率はパーセンテージで表されていることが分かります。
たとえば、売上が1000万円であり、そのうち利益が200万円となっているならば、利益率は20%ということになり、当然利益率が高ければ高いほど多くの利益を獲得していることが分かるのです。
小売業を営んでいる企業はたくさんあり、個人で小売業を始めている人もたくさんいるのですが、それぞれの売上の規模は大きく異なっているため単純に比較することはできないのですが、利益率をチェックすれば、利益を効率よく得ているかどうかを判断したり比較したりすることができるのです。
この利益率はさまざまな要素によって決定されるものですが、利益率を高めるために重要な要素としてお客様満足度があり、顧客から満足されている小売業ほど高い利益率を記録するケースが多いのです。
ほかには、売値を高く設定することでも利益率を上げることはできるのですが、売値が高いと敬遠されてしまう可能性があるため、必ずしも高い価格で売ることが利益率に直結するわけではありません。
それよりも満足度を高めてリピーターを増やすほうが、継続的に安定した利益率を維持するために必要なことであり、そのために、たとえば接客サービスに力を入れている小売業はたくさんあります。
利益率が低い企業というのは、利益率を高めるための努力をしていないことが多く、たとえ何らかの工夫をしていたとしても、それが見当外れなものとなっていることがよくあるため、利益率がなかなか上がらずに苦労しているのです。
利益率を高めるための方法としては、たとえば顧客にアンケートを実施して、一体どのようなニーズが存在しているのかを確かめて、顧客のニーズに合ったサービスを提供するという方向性を考えることができるでしょう。
いかにして利益率を高めるのかは小売業にとって重要な課題となっており、小売業を始めるならば強く意識しておくべきことです。

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