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2019年06月15日 [FAQ]

小売で儲けるためのコツはありますか?

私はこれからビジネスとして小売業に挑戦したいと考えているのですが、小売業で儲けるための仕組みをよく理解していないため、どのようにすれば儲けることができるのか、そのシステムをきちんと知っておきたいと思っています。
そこで、小売業で利益を上げるためのポイントについて紹介してください。

回答

粗利率を高めることが大切です


小売業とは一般消費者に向けて商品を販売する業種であり、たとえばスーパーやコンビニが当てはまり、個人でネットショップを開設して商品を販売しているのも小売業に含まれて、たくさんのお店が存在しています。
そんな小売業の基本は商品を仕入れて販売することであり、そこから粗利を稼いでいくことになるのですが、粗利からは経費が引かれていくため、いかにして多くの粗利を残すのかが小売業の基本となっているのです。
仕入れたものからどれだけの粗利がとれたのかが重要となり、そこで粗利率という数値が使われるのですが、これは粗利を仕入れで割ったものであり、粗利率が高いほどその小売業は儲けているといえるのです。
粗利率を上げるためには単純にいえば安く買って高く売るか、安く作って高く売るかのどちらかの方法しかないため、できるだけ安いコストで商品を仕入れるか作って、それにできるだけ付加価値を与えて高く売ることができるのかが大事なのです。
たとえば、同じ商品であっても仕入れるルートは複数存在しているため、いかにして安い価格で仕入れることができるルートを確保できるのかが重要となり、その際には価格交渉をして安く仕入れるための努力をするケースもあります。
また、商品を売る際にはサービスを付加することによって付加価値をつける、仕様の変更を行う、パッケージ化を行うなどの方法によって、粗利率を上げることができ、さまざまな工夫の仕方が存在しているのです。
また、野菜や果物などの販売の場合には、生産者を明示することによって、安心感を与えたり特別感を演出したりすることがあり、そうやって通常の商品との差別化を図ることで粗利率を上げる手法も存在します。
高級商品を用意するという方法もあり、この場合は高級商品は滅多に売れないかもしれませんが、たまに売れることがあればそこから多くの粗利を得ることができるため、粗利率を大幅にアップさせられるかもしれません。
粗利を上げることが小売業の基本であり、その際には粗利率という数字に着目して、いろいろな工夫をしましょう。

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