業者選びに役に立つ小売・卸販売に関連した業者をご紹介します。

これから就活に挑む大学生です。
求人票を見ていると、小売業とか、卸売業とか業種が分かれていたり、メーカーとか商社など、色々似たような業種を見かけます。
僕個人としては、やっぱり第一志望はメーカーかなと思っていますが、商社ってなんかかっこいい響きだし…とか色々考えてしまいます。
しかし、実際のところ、小売業、卸売業、メーカー、商社って、明確な違いってあるんですか？
あるとすれば、どのような違いがあるのか、教えてください。

似ているようで全く異なった業種です。

就職活動をする前に、しっかりと学んでおきましょう。
まず、わかりやすい業種でいうと、メーカーになりますね。
メーカーとは、自ら商品を製造・販売を行う会社のことを言います。
いわゆる、戦後日本を支えてきた、ナショナル企業と呼ばれる会社は、ほとんどがこのメーカーに属します。
有名なところだと、トヨタ、ソニー、パナソニックなどですね。
トヨタは自社で車を作り、それを自社で販売し売り上げを確保していますよね。
ソニーにしろ、パナソニックにしろ、自社の製品を自社で作り、自社で販売しているのでメーカーとなります。
ユニクロなんかも、そう言った位置付けではメーカーになりますね。
そして、卸売業というのは、メーカーから商品を購入し、それを小売業に販売する事業のことを言います。
有名な卸売業者ってあんまりないんですけど、メーカーと小売の間に入ることから、中間業者とか、卸売業が得る利益を中間マージンなんて読んだりしますね。広告代理店なんかは、商品を売っているわけではありませんが、動きとしては卸売業者に近い動きがありますね。
小売業は、卸売業者から購入した商品を販売する業態です。
家電ショップとか、大手のスーパーなんかは小売業になります。
最近では、メーカーと小売業が直接提携することで、中間マージンを省くことで商品を安く提供できるというようになっていますね。
そして、商社というのは少し毛色が違います。
というのも、商社はメーカーだったり、卸売業者だったり、小売業者だったりから、面白そうな商品、期待できる商品を購入し、それを別のマーケットで販売することで、売却差益を得る会社です。
三井物産とか、三菱商事とか、この辺りが商社となります。