2020年06月16日 [FAQ]
卸販売業者から買うのと業務用スーパーで買うのは何に差がありますか?
レストラン経営をしています。
食材の仕入先に関して、いま再検討中なのですが、ふと「卸業者」と「業務スーパー」は性格が似ているのではないかと感じました。
当店は卸業者しか利用したことがないのですが、レストランの中には業務スーパーを利用しているところもあるようです。
この2つの具体的な違いは何でしょうか。教えて下さい。
食品業界では食材や商品の仕入れ方に複数のスタイルがあります。その一部が卸業者と業務スーパーです。
どちらもプロ向けの販売スタイルと言えますが、やはり性格の違う業種です。卸業者は、もともとは市場やメーカーと小売店をつなぐ存在です。小売店は消費者向けに商品を仕入れますが、ある程度の商品数があってもさばくことが可能。なので大口で商品を買うことができます。卸業者は大口での販売を主流にしています。ですので小口でオーダーすることは少し難しい面があります。
卸業者では、市場に連動して新鮮なものや旬のものがいつも取り揃えられています。あわせてかけ払いが可能な点も見逃せません。その場ではなく、後払いが可能なのです。また配送にも対応してくれます。
こうしてみるとメリットばかり並んでいるように感じられますが、もちろんデメリットも存在します。まずオーダーに際し、見積もりをとって価格交渉をしなければなりません。これは安価に食材を手に入れるチャンスがある一方で、初動で時間が取られてしまいますね。
また商品を自分の目で確認できないので、卸業者に全幅の信頼を預けなければなりません。もちろん、不良品や鮮度の落ちたものが混ざっていればクレームをつけることは可能です。いずれにしても信頼の置ける卸業者を探す必要はあります。
業務スーパーは、プロ向けの商品を扱っている一方で消費者にも間口を広げている、小売店に似た業態です。店内は、多くの場合倉庫内のような殺風景なイメージですが、その分うず高く商品が積まれていて、なんでも豊富に取り揃えられています。ここでは自分で商品を見て選ぶことができます。しかし商品価格は固定の上、その場での決済が求められます。季節の割安商品や特売品などもあるでしょうが、大量仕入れに対する割引などはあまりありません。そして配送にも対応していません。
両者のメリットデメリットをよく理解して、いい食材を手に入れましょう。
食材の仕入先に関して、いま再検討中なのですが、ふと「卸業者」と「業務スーパー」は性格が似ているのではないかと感じました。
当店は卸業者しか利用したことがないのですが、レストランの中には業務スーパーを利用しているところもあるようです。
この2つの具体的な違いは何でしょうか。教えて下さい。
小売店・卸販売店、それぞれに特徴があります。
食品業界では食材や商品の仕入れ方に複数のスタイルがあります。その一部が卸業者と業務スーパーです。
どちらもプロ向けの販売スタイルと言えますが、やはり性格の違う業種です。卸業者は、もともとは市場やメーカーと小売店をつなぐ存在です。小売店は消費者向けに商品を仕入れますが、ある程度の商品数があってもさばくことが可能。なので大口で商品を買うことができます。卸業者は大口での販売を主流にしています。ですので小口でオーダーすることは少し難しい面があります。
卸業者では、市場に連動して新鮮なものや旬のものがいつも取り揃えられています。あわせてかけ払いが可能な点も見逃せません。その場ではなく、後払いが可能なのです。また配送にも対応してくれます。
こうしてみるとメリットばかり並んでいるように感じられますが、もちろんデメリットも存在します。まずオーダーに際し、見積もりをとって価格交渉をしなければなりません。これは安価に食材を手に入れるチャンスがある一方で、初動で時間が取られてしまいますね。
また商品を自分の目で確認できないので、卸業者に全幅の信頼を預けなければなりません。もちろん、不良品や鮮度の落ちたものが混ざっていればクレームをつけることは可能です。いずれにしても信頼の置ける卸業者を探す必要はあります。
業務スーパーは、プロ向けの商品を扱っている一方で消費者にも間口を広げている、小売店に似た業態です。店内は、多くの場合倉庫内のような殺風景なイメージですが、その分うず高く商品が積まれていて、なんでも豊富に取り揃えられています。ここでは自分で商品を見て選ぶことができます。しかし商品価格は固定の上、その場での決済が求められます。季節の割安商品や特売品などもあるでしょうが、大量仕入れに対する割引などはあまりありません。そして配送にも対応していません。
両者のメリットデメリットをよく理解して、いい食材を手に入れましょう。